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水と親しむ青空教室を実施しました!

ページID:0079531 更新日:2021年8月18日更新 印刷ページ表示

 令和3年7月25日に、水生生物調査を兼ねた「水と親しむ青空教室」を加茂川のトリム公園付近で実施しました。この活動は、例年環境省が実施している全国水生生物調査に参加しています。この調査は、川にすむ生き物を採集し、その種類を調べることで、水質(水のよごれの程度)を判定する調査です。残念ながら今年度は全国の調査は中止ですが、西条市では継続して観察するため、今年度も水生生物の調査を行い、結果を保存しています。

当日の様子

 

写真(河川)

(1)当日7月25日の天気は晴れでしたが、曇りの時間帯もあり風が吹くと涼しく感じられました。参加者全員にライフジャケットと道具を配り、観察エリアなどの注意事項の説明の後、川に向かいます。

写真 説明

(2)講師の山本先生(NPO法人西条自然学校)より、水生生物の捕まえ方などの説明を受けました。今年はどんな生き物が見つかるでしょうか。

写真 捕獲

(3)石を裏返したり、川の流れを利用して、それぞれ水生生物を見つけました。見つけた生きものは、バットに集めます。石についた生きものは筆などを使ってバットに移します。

写真 観察中

(4)みんなが捕まえた生き物は、種類ごとに集めて山本先生に解説してもらいました。

 ヒゲナガカワトビケラ ヌマチチブ オイカワ

(5)発見した生きものは例年より少なかったですが、モンカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラなどの水生昆虫やヌマチチブ、オイカワなどの魚を見つけることができました。加茂川に生息する、愛媛県の絶滅危惧種に指定されているカジカとの見分け方も学びました。
また、観察中には水面をコウモリが飛び、夜行性のコウモリが日中に現れて水を飲む様子が観察できました。

今回観察した生き物

 
生物名
ヒラタカゲロウ類 ※1 ナミアメンボ
ヒゲナガカワトビケラ モンカゲロウ
ゴマダラチビゲンゴロウ トビイロカゲロウ属の一種
シロタニガワカゲロウ カジカガエル(オタマジャクシ)
カジカ中卵型 ヌマチチブ
シマヨシノボリ オイカワ

 ※1…指標生物の「水質階級1(きれいな水)」 

 調査の結果、今年も加茂川は水質階級1(きれいな水)でした。

 【水質階級】
 「水質階級1(きれいな水)」
 「水質階級2(ややきれいな水)」
 「水質階級3(きたない水)」
 「水質階級4(とてもきたない水)」


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