本文
祭りを「する!」 /西条まつり 祭りびとの想い(2)
東京都在住/天野さん 会社員 30代 男性
高校卒業と同時に上京して18年。
妻が東京下町出身という縁もあって、浅草の三社祭にも参加させてもらい感じたことは、東京ではお祭りに参加することを「担ぐ」といいます。
確かに東京のお祭り好きは老若男女問わずお神輿を担ぎます。担いでこそ祭りという感があります。
(三社祭で「担ぐ」時の天野さん)
翻って、西条では「お祭りをする」と表現します。西条では担ぐこと以外にも、いろいろな形でお祭りに参加することができるのです。
さまざまな意味を含んだ「お祭りをする」という言葉ですが、僕の中では
- だんじりを担ぐこと
- お酒を飲んで伊勢音頭を唄うこと
- 旧友との再会を喜び、地元の中老や恩師に挨拶をすること
- 両親に元気な顔を見せること
これらすべてひっくるめて「お祭りをする」だと思ってます。
西条市内の人たちは一日一日と祭りの近づきを肌で感じられ、心から羨ましいです。
上京してからも欠かさず毎年担ぎ続けただんじり。
今年も「お祭りをする」ために帰ります!
(西条まつりを「する」時の天野さん)