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人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業(3年目成果報告書が完成しました!)
事業の概要
西条市では、小規模校の教育の質の維持向上を図るため、お互いの学校の教室に大型スクリーンとWEB会議システムを設置し、互いが学び合うアクティブな学習環境「バーチャルクラスルーム」を実現し、教室空間を共有することでクラスメートを増やした授業を行う「遠隔合同授業」の実践を年間150時間以上重ねています。
子どもたちは多様な意見に触れ、学びあうことができるようになり、子どもたちの社会性・多様性・表現力を育むことができるといった利点があります。また、同じ中学校へ進学する子どもたちを小学校の時期に早期に繋げることで、中学校へ進学する際の不安が解消され、希望と期待を持って進学ができるなど、中1ギャップへの対応策にもなり得るものです。
本市がこの取組において目指すコンセプトは、「人と人とが繋がりあう、―歩先の社会の姿」です。これから本格的に到来する人口減少社会や高齢化社会への対策は喫緊の課題ですが、決して悲観することなく、新しいイノベーションのチヤンスとして捉え、ICTを活用することで持続可能な豊かな社会の実現を目指し、果敢にチヤレンジしていきます。
西条市の未来を担う子どもたちが、我が故郷を愛し、西条で生まれ育って良かった、ふるさとをもっと良くしたいと思う豊かな気持ちを育むことができるよう、本取組を通して我が市の教育の発展に寄与していきたいと考えています。
私たちの未来にどうかご期待ください。
最近の取り組み
◆人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業研究大会が開催されました