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西条バードウォッチング No.91~100

ページID:0046651 更新日:2018年10月23日更新 印刷ページ表示

 ≪No.81~90     目次のページ     No.101~110≫

No.91 ホシムクドリ(冬鳥)

ホシムクドリ

全長22cm、冬鳥として西南日本に少数が渡来。

ムクドリの群れに交ざって農耕地に生息しています。

羽色は全体に黒く、緑色と紫色の金属光沢で、星をちりばめたような白い斑点が全身を覆っていることからこの名前が付きました。

西条では近年、今在家・広江や高須・河原津で観察されたことがあります。

No.92 カワラヒワ(留鳥)

カワラヒワ

全長15cm、アトリ科の留鳥で、市街地の公園、農耕地、平地から山地の雑木林などで、1年中普通に見られます。

鳴き声は「キリキリコロロロ」とかわいい声でさえずり、飛ぶと翼に黄色い斑点が目立ちます。

冬季には禎瑞や今在家、広江地区の広い農耕地で数千羽の大群が飛び交っているところが見られます。

No.93 マミジロ(旅鳥)

マミジロ

全長23.5cm、ツグミの仲間で、雄は全身が黒く、名前のとおり白い眉斑が目立ちます。

雌は褐色で腹面のうろこ模様が特徴。

鳴き声は「キョロン、ツィー」とさえずります。

西条では石鎚山系の山地の林床で昆虫やミミズを探して食べているところが見られていますが、個体数は少なく、見つけるのは困難です。

No.94 アカガシラサギ(迷鳥)

アカガシラサギ

全長45cm、名前のとおり夏羽では頭部から首、胸にかけて赤褐色の珍しいサギです。

中国大陸東南部から東南アジアに生息し、日本には迷鳥として少数が飛来します。

西条では北条、禎瑞、明神木と3回の出現記録があり、最近では2012年6月に明神木室川で頭の赤い夏羽の美しい姿を見せてくれました。

No.95 クマタカ(留鳥)

クマタカ

全長雄72cm、雌80cm、翼開長160cm、翼幅が広く鷹斑の美しい大型のタカです。

季節による移動はせず、低山帯から亜高山帯の傾斜の険しい森林に生息しています。

西条では石鎚山系で獲物を狙って帆翔しているところが見られますが、加茂川上流部や丹原町関屋など人里近い低山帯でも見られています。

No.96 ハリオシギ(旅鳥)

ハリオシギ

全長25cm、シベリア東北部で繁殖し、東南アジアで越冬、日本には春と秋の渡りの季節に農耕地などへまれに飛来します。

よく似たチュウジシギ、オオジシギとの野外での識別は困難ですが、見つけた時の喜びはまた格別。

西条では8月中旬ごろから水田地帯の畦でミミズなどを捕食しているところが見られます。

No.97 オジロトウネン(旅鳥または冬鳥)

オジロトウネン

全長雄14.5cm、スズメぐらいの大きさで、翼上面の斑紋がはっきりしない小型のシギです。

よく似たトウネンとの違いは、トウネンは足の色が黒色、本種は黄色いことで識別できます。

西条では9月頃から冬季に禎瑞、氷見地区の広い水田地帯の水を入れた田やハス田など淡水域の湿地でまれに見られます。

No.98 ハヤブサ(留鳥)

ハヤブサ

全長雄42cm、雌49cm、「空の王者」と呼ばれ、空中で獲物を狩る名人です。

獲物は主にドバト、ヒヨドリ、シギ類など。

獲物を見つけると飛び立ってスピードを上げ、翼を絞って急降下、飛んでいる鳥を蹴落として捕らえます。

西条では禎瑞や高須など沿岸部の送電鉄塔に止まり、見張っているところが見られます。

No.99 アリスイ(冬鳥)

アリスイ

全長17.5cm、冬期に河川敷の雑木林などに生息するキツツキの仲間です。

樹皮や枯葉とそっくりな羽色で見つけることの難しい鳥です。

主にアリを好んで食べ、長い舌をのばして、なめとることから、この名前が付けられました。

西条では加茂川中流域の雑木林や高須海岸沿いの林などで見られています。

No.100 クロトキ(迷鳥)

クロトキ

全長68cm、ペリカン目トキ科に属する鳥で、中国南部、東南アジアに分布し、日本ではめったに見られません。

全身は白く、額から頭部は羽毛がなく、黒い皮膚が裸出、くちばしは黒くて長く、下に大きく湾曲しています。

西条では2004年12月に加茂川河口で発見され、3日間干潟で採餌しているところが観察されました。


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