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水の歴史館 井戸と井戸掘りの変遷 3.井戸掘りの変遷 (5)平成時代の「うちぬき」工事 エアコンプレッサーによる洗管作業 

ページID:0070159 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示

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井戸と井戸掘りの変遷

3.井戸掘りの変遷 

(5)平成時代の「うちぬき」工事

エアコンプレッサーによる洗管作業

5. エアリフト洗浄(洗浄開始)

⑤エアリフト洗浄(洗浄開始)の写真  鋼管が所定の深度まで達したら、地上部で洗浄用の鋼管を取り付け、エアリフト洗浄(エアーコンプレッサーで井戸孔内の溜まった泥や砂を排出させること)を行います。
 圧縮空気を井戸孔内に勢いよく注入すると、泥水が勢いよく飛び出してくるので、厚手の布で覆っていないと作業をしている人がずぶ濡れになってしまいます。 

 6. エアリフト洗浄(洗浄管取り替え)

⑥エアリフト洗浄(洗浄管取り替え)の写真   用途の違う鋼管に取り替えて、再び井戸孔内の洗浄を行います。
 今、出ている茶色の水が被圧水(自噴水)です。
 被圧水(圧力のかかっている水)といっても、屋根まで吹き上がるような勢いではないため、西条市では自噴水と家庭用電動井戸ポンプを併用して、うまく地下水を利用しています。

7. エアリフト洗浄(洗浄再開)

⑦エアリフト洗浄(洗浄再開)の写真   用途の違う鋼管の取り替えが完了したため、洗浄を再開します。まだ水が茶色に濁っています。エアコンプレッサーのホースの先を上下させてスクリーン周りの帯水層(たいすいそう)の掃除を行います。洗浄作業を続けると徐々にきれいな水に変わっていくのが分かります。

8. エアリフト洗浄(洗浄途中)

⑧エアリフト洗浄(洗浄途中)の写真   井戸の洗浄が進み、徐々にきれいな水に変わってきました。
 最初茶色だった水が、薄茶色の水に変わってきました。

9. エアリフト洗浄(洗浄終了)

⑨エアリフト洗浄(洗浄終了)の写真   薄茶色だった水も30~40分も経過すると、こんなにきれいな水になります。そろそろ洗浄は終わりです。
 このあと家庭用電動井戸ポンプを取り付け、水質検査をした後、地下水を使用します。

西条市神拝 古屋敷地区

取材協力:日野水源開発 有限会社

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