予讃線などで活躍したC58形蒸気機関車の動輪を、四国鉄道文化館の正面入り口南側に展示しました。
この動輪の直径は1520mm、重さは約1.5トンもあり、石貼りの台座(幅2m、奥行き1.3m、高さ20cm)に、主連棒のシャフトを上にして垂直に固定してあります。
C58形蒸気機関車は、1938年から1947年にかけて、鉄道省が計427両を製造した全長18m27cmの旅客・貨物兼用の中型テンダー蒸気機関車で、最高速度は時速85km。1097psの高出力ながら走行性能は安定しており、ローカル線では旅客・貨物双方の列車に使用されました。
四国には1965年頃、全機関車の半数近い42両が配置され、準急列車をけん引するなど主力として活躍しましたが、1970年頃までにDF50形ディーゼル機関車などに置き換えられました。
展示しているのは1942年に製造され、多度津機関区(香川)や津山機関区(岡山)に所属した後、1971年に廃車になった321号機の中央の動輪です。



