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うちぬき−うちぬきの原理・構造
うちぬき 「うちぬき」ってなあに?

 旧西条市内には、広範囲に地下水の自噴井があり、これらは「うちぬき」と呼ばれており、その数は約2,000本といわれております。
 その昔、人力により鉄棒を地面に打ち込み、その中へくり抜いた竹を入れ、自噴する水(地下水)を確保しました。この工法は、江戸時代の中頃から昭和20年頃まで受け継がれてきました。
 現在は、鉄パイプの先端を加工し、根元に孔を開けたものをコンプレッサーによるエアーハンマーを使用して、地下水層まで打ち込み、地下水を取水しています。
 「うちぬき」の一日の自噴量は約9万m3に及び、四季を通じて温度変化の少ない水は生活用水、農業用水、工業用水に広く利用されています。この「うちぬき」は、名水百選に選定されております。

「名水百選」ってなあに?

全国に存在する清澄な水について、優れたものの再発見に務め、広く国民にそれを紹介し、啓蒙普及を図るとともに、国民の水質保全への認識を深め、併せて良質の水資源、水環境を積極的に保護しようとするものです、昭和60年3月環境庁から選定されました。
 全国では100箇所、愛媛県では「うちぬき」を含めて3箇所が選定されました。

「名水」と「おいしい水」はどうちがうの?

「名水」の多くは、飲料水として利用され「おいしい水」の代名詞のように使用されていますが、「名水」は必ずしも「おいしい水」であるとは限りません。「おいしい水」とは、「安全な水」で、“喉ごし爽やか”で安心して飲める水でなければなりません。
 「うちぬき」は「名水」であって、しかも「おいしい水・安全な水」でもあるという恵まれた条件を備えています。

岐阜県損斐川町において、地元“いびがわ”ミズみずフェスタ実行委員会が主催した全国利き水大会で、「うちぬき」が2年連続(平成7・8年)全国一位のおいしい水に選ばれました。
どのような構造になってるの?
自噴機構摸式断面図
地下水の自噴は、難透水層に挟まれた帯水層の地下水が被圧し、その噴出エネルギーが地表面より高い場合に起こる現象です。
西条平野では、これに加えて下流側も断層壁で遮断して一層被圧するため、全国でも稀な自噴地帯を形成しています。

西条市役所 観光振興課
所在地:〒793-0030 愛媛県西条市大町798番地1
TEL 0897-47-3575/FAX 0897-53-6200/E-Mail kanko@saijo-city.jp